へんてこネットのマザー・コンピューターが設置されている…というかこのウェブサイトで利用している『エックスサーバー』は、レンタルサーバーのなかでは珍しく第三者への貸与・再販が認められている。もちろん条件付きだけれど。
割と高性能なエックスサーバーを使うために月あたり1,080円というまあまあな額の料金を払っている。なのにサーバーの性能を余らせていることだし、どうせなら自分ひとりだけで使うのではなく貧乏だけど面白いことをしている・したい人にタダで使わせたらそれもまた面白いかも…なんて考えている。
物々交換的に、俺はひとのために何ができるんだろうと考えたけど、とりあえずエックスサーバー(レンタルサーバー)のアカウントが再販できる規約だから、高性能・広告なしレンタルサーバーを無料で使わせてあげることはできそうだ
— けだま(へんてこネット) (@hentekonet) October 13, 2018
では、実際に貸し出す場合はどのようにしたらいいのだろうか。
禁止事項について
【Q】ホームページ作成会社です。有償でクライアントにスペースを貸してもいいですか?
【A】ウェブ制作代行業務において、クライアント様へのサーバーリソースを貸与することは可能です。
ただし、相手の身元が不特定な場合の貸与はお断りするなど、貸与にあたっての注意事項がありますので、「再販について」にて詳細をご参照ください。【Q】再販は可能ですか?
【A】サーバーリソースの第三者への貸与(再販)は、原則として禁止していますが、一定の条件を満たす場合に限り行うことが可能です。
詳しくは「再販について」をご参照ください。
再販について
再販に関する必要条件
- 当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
- 不特定の相手を再販先としないこと
- 再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
例えば次のような感じだろうか。
- 使わせる相手(利用者)にはドメインを用意してもらう。
- こちらはそのドメインをインフォパネル(管理画面)で設定、FTPアカウントを作成、データベースを作成(というかWordPressを自動インストールしてしまえ)、SSL設定、必要に応じてメール設定とサブドメイン設定を行う。
- 各ユーザーはFTPだけしか利用できない(インフォパネルを利用させない。メールマガジンもだめ)。
それでも.htaccessはWordPressのプラグインやFTPで変更できる。phpMyAdminもWordPressのプラグインで利用できる。
これで万が一利用者に悪さをされても、貸与したスペース内に閉じ込めておけるだろうか?
ドメインについて。どうせならドメインもサブドメインをタダで使わせてしまおうか、それならエックスサーバーのキャンペーンにて無料で貰えたドメインも無難なワードにしておけばよかったクソッ!とか思った。でも、こちらで用意した場合はそのドメインが使えなくなった場合(ドメイン失効やエックスサーバーの解約など)に利用者が困ることになる。なので何かあったときに他のレンタルサーバーへ移転できるよう、ドメインは利用者に用意してもらうべきだろう。インターネット上には無料ドメインのサービスもあるしね。
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