再構築中につきトッ散らかっています

『散歩稼業』散歩をナリワイにして生きてゆきたい

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 先日『ひいくんのあるく町』というドキュメンタリー映画を見た。俺は最近になってドキュメンタリー映画をよく見るようになり、なので映画の感想もこのブログに書いていきたいところではあるけれど感想文を書くのが苦手なので後回しだ。とりあえずこの映画は面白かったので2回見に行った。

映画『ひいくんのあるく町』予告編

https://www.youtube.com/watch?v=-wU9tAanj_A

ドキュメンタリー映画『ひいくんのあるく町』|青柳拓初監督作品
弱冠23歳の新鋭青柳拓のデビュー作。山梨県甲府盆地の南・市川大門の故郷への郷愁と愛しさを奏でる“ほっこり”ドキュメンタリー。9月2日~ポレポレ東中野他順次全国ロードショー

 この映画は「ひいくん」と呼ばれる男性が山梨県の寂れた町を歩く姿から始まる。その魂の込められた歩きっぷりに、俺は昔友達にした訳のわからない宣言を思い出した。自分は散歩を生業にして散歩に勤しみ、いずれ人から評価されて賞をとるのだと。

 もちろん概ね冗談ではあったけれど、散歩稼業への憧れが全く無い訳ではない。どうすれば実現できるのだろう。

 散歩しながら名所や食べ物の写真を撮ってブログに書くとか、動画を撮って編集しYouTubeへアップするとか、そういうことではないのだ。これらは広告収入稼業であり、すなわち何をすれば効率よくアクセスや再生を稼げるか、どんな演出がいいか、どうすれば手っ取り早く作れるか…などというマーケティングの話になってしまう。そうではないのだ。散歩に勤しむからには、閲覧者の反応に気をもんだり、文章や写真、動画を編集している暇などない。とにかくフラフラと歩くのに忙しいのである。

 ドラゴンクエストというゲームに『しあわせのくつ』というアイテムがある。これを装備すると、1歩進むごとに経験値が1ずつ増えていく。俺の理想とする散歩稼業はこの『しあわせのくつ』のようなものだ。1歩進むたびに1円が入ってきて欲しい。たった1円でいいので。自分が1日にどれくらい歩けるか想像してくれ。万歩計を使ったことのある人ならわかるだろう。これはなかなかの稼ぎになる。だが現実は甘くない。毎日が晴れや曇りではないし、猛暑・厳冬はすぐに終わるものではない。そして俺は杉・ひのきの花粉症でもある。散歩稼業というのはこれでなかなか厳しいものなのだ。

 などという不毛な妄想を書きながらも、わかっているのです。オテントサマに1円玉の雨を降らせてもらうには、オテントサマに向かって何かしら雨乞いをしなければなるまいということを。

 ともかく、どう考えても散歩は俺にとって大きなテーマなので、それをここに改めて宣言しておくのダッ!

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